{{indexmenu_n>07}} ====== 操作 ====== ===== LaCie 5big Thunderbolt 2 の起動 ===== **注意:** 周辺温度が指定された温度範囲内になるまでは、LaCie 5big を操作しないでください ([[system-overview|]] を参照)。 ハード ドライブがインストールされたばかりの場合は、操作の前に適合の時間をおいたことを確認してください。 次の条件が満たされていれば、LaCie 5big の電源をオンにできます。 * Thunderbolt 2 テクノロジーまたは第一世代 Thunderbolt テクノロジーに対応したコンピュータに接続されている。 * 電気が通っている電源コンセントに接続されている。 デバイスの準備として、次の点を確認します。 * すべてのハード ドライブ トレイが、それぞれのベイにしっかりと取り付けられている。 * 電源アダプタが適切な規格の外部電源コンセントに接続されている。 * LaCie 5big がアイドル モードかオフなら、LED 電源ボタンを短く押します。 短く押すと長く押すの区別については、以下の説明を参照してください。 \\ {{:products:5big-thunderbolt2:ill:ill-5big-thunderbolt2-power-button.jpg?500|}} \\ \\ ディスクのスピン アップ中は、LED が青色に点滅します。 すべての LED が青色に連続点灯したら、ストレージの使用を開始できます。 ===== LaCie 5big ハード ドライブの電源オフ: アイドル モード ===== - LaCie 5big が使用されておらず、アクティブな転送がないことを確認します。 - LaCie 5big ボリュームをコンピュータから取り外します。 - 電源ボタンを短く押します。 短く押すと長く押すの区別については、以下の説明を参照してください。 - ステータス LED がゆっくりと点滅し、ディスク LED が消えます。 LaCie 5big がアイドル モードのとき、Thunderbolt 2 および第一世代 Thunderbolt のデバイスをデイジー チェーン接続できます。 ===== LaCie 5big 筐体の電源オフ ===== - LaCie 5big が使用されておらず、アクティブな転送がないことを確認します。 - LaCie 5big ボリュームをコンピュータから取り外します。 - 電源ボタンを短く押します。 短く押すと長く押すの区別については、以下の説明を参照してください。 ステータス LED がゆっくりと点滅し、ディスク LED が消えます。 - これで、電源ケーブルや Thunderbolt ケーブルをデバイスから安全に取り外せるようになります。 **重要な情報:** 電源ボタンを長く押して筐体の電源をオフにすることは推奨されません。 長押しについては、以下の注記を参照してください。 ==== Short push ==== **重要な情報:** 電源ボタンを短く押す前に、LaCie 5big ボリュームを必ずコンピュータから取り外してください。 短く押すとは、LED 電源ボタンを手で、1 秒より短く押すことを意味します。 製品の動作中に電源ボタンを短く押すと、筐体内のハード ドライブがスピン ダウンします。 Thunderbolt 2 ポートはアクティブのままで、デイジー チェーン接続できます。 この状態がアイドル モードと呼ばれます。 たとえば、LaCie 5big にデイジー チェーン接続されているディスプレイは、電源ボタンを短く押した後でもコンピュータから利用できます。 === 短く押しと RAID の同期 === RAID 同期中に電源ボタンを短く押すと、筐体内のハード ドライブがスピン ダウンします。 次に電源ボタンを短く押してハード ドライブをスピン アップしたときに、RAID 同期が再開されます。 ==== 長く押す ==== 長く押すとは、LED 電源ボタンを手で、4 秒より長く押すことを意味します。 製品の動作中に電源ボタンを長く押すと、LaCie 5big の電力がカットされ、即座に強制的にシャットダウンされます。 データの損失につながるおそれがあるため、長押しは推奨されません。 ==== 動作中の Thunderbolt ケーブルの取り外し ==== 動作中はコンピュータと LaCie 5big との Thunderbolt ケーブル接続を取り外さないことを強くお勧めします。 動作中にケーブルを取り外すと、データの消失など深刻な結果が発生するおそれがあります。 システムが RAID を同期中にケーブルが取り外された場合、同期は続行されますが、コンピュータとの接続が失われ、データも失われます。 ===== Quiet operation and heat management ===== 動作中の騒音を緩和するため、LaCie 5big Thunderbolt 2 には内部コンポーネントの熱を排出するために Noctua® 冷却ファンが使用されています。 Noctua 冷却ファンは非常に静かなだけでなく、温度により制御され、環境に応じて回転速度を調整できるため、最適な熱管理が保証されます。 また、LaCie 5big 筐体のメタル ケースがハード ドライブからの熱を消散するため、安全に運用され、デバイスの寿命も長くなります。 LaCie 独自の設計により内部のハード ドライブから熱が排出されるため、長時間の使用後に外部筐体を触ると温かく感じます。 **重要な情報:** LaCie 5big デバイスの背面にある広い排気チャンバーは、十分な気流を確保するために設けられています。 この排気チャンバーがふさがれておらず、筺体全体で自然な空気の流れが保たれていることを確認してください。 ===== 設置場所と積み重ね ===== LaCie 5big は必ず、プロフェッショナル用ハード ディスク筐体の熱放出と空気の流れを補助できる、凹凸のない平面に置いてください。 適切な熱分散のために、LaCie 5big は筺体の底面にあるゴム製の脚を下にして、縦に設置するよう設計されています。 電源が入っている状態で、筐体を横倒しにしないでください。 複数の筺体を使用するとき、2 つの LaCie 5big Thunderbolt 2 を上下に積み重ねることができます。 しかし、LaCie 5big Thunderbolt 2 の重量とバランスの関係で、3 つ以上の筺体を積み重ねると、デバイスに障害が発生する重大なリスクが引き起こされます。 LaCie 5big Thunderbolt 2 の上に他のハード ドライブ、筐体、または機器類を積み重ねないでください。 次の項目に該当する場合、LaCie 5big Thunderbolt 2 の保証は無効となります。 * LaCie 5big Thunderbolt 2 筺体を 3 つ以上積み重ねた場合 * LaCie 5big Thunderbolt 2 の上に他のハード ドライブ、筐体、または機器類を積み重ねた場合