{{indexmenu_n>08}} ====== フォーマット ====== 2big Thunderbolt Series および Little Big Disk Thunderbolt Series の 2 台のドライブは、出荷時に Macintosh 用に HFS+ Journaled にフォーマットされています。さらに、最高の性能を得るために、ディスクは出荷時にストライピング RAID セット (RAID 0) に構成されています。 **重要な情報:** \\ \\ **RAID:** \\ オプションとして、データ保護のために Mac OS X Disk Utility (ディスク ユーティリティ) を使用して RAID 構成をミラーリング RAID セットに変更することができます。ミラーリング RAID セットでは、同一のファイルを各ディスクにコピーするために、転送速度に影響があり、使用可能な容量が半減することにご注意ください。 ===== ストライピング RAID セット (RAID 0) ===== ストライピング RAID セットでは、エンクロージャ内の 2 台のドライブをペアとして扱い、優れた転送速度を実現します。データは、ストライピング ペアとして両方のディスクにまたがって保存され、ファイルの読み取り・書き込みのロードが 2 台のディスクで分割されます。ミラーリング ストライピング セット (RAID 1) とは異なり、各ディスクの使用可能容量が合計され、最大限のストレージ容量を達成します。\\ \\ 読み取り・書き込み速度が優れており、最大限のストレージ容量を達成できるストライピング RAID セットは、Thunderbolt テクノロジーが提供する抜群の性能に最適です。ストラインピングではデスクトップにマウントされる単一の論理ボリュームが作成されるため、データのアクセスが容易です。\\ \\ ストライピング RAID セットには、内蔵データ セキュリティがないという欠点があります。1 台のディスクが故障した場合、すべてのファイルにアクセスできなくなります。これは、各データ ストリングがストライピング ペアの両ディスクにまたがって書き込まれているためです。そのため、LaCie ではストライピング RAID セットに保存されたデータを最低でも 1 日に 1 回はバックアップすることをお勧めします。コンピュータの内部ディスクにデータをバックアップするか、または十分な容量のある別のハード ドライブにバックアップできます。 ~~pgbreak~~ ===== ミラーリング RAID セット (RAID 1) ===== ミラーリング RAID セットでは、2 つの物理ディスクがミラー化 (二重化) されているため、デスクトップには、1 つの単一論理ディスクがマウントされます。2 つのディスクを合わせたストレージ容量は、容量が小さいほうのディスクで利用可能な容量が上限となることにご注意ください。 すべてのデータが各ディスクに同時に保存されます。そのため、一方のドライブが故障しても、ファイルが失われません。 **重要な情報:** LaCie では、正常に動作しているミラーリング RAID セットでは片方または両方のディスクを取り外さないようお勧めしています。正常に動作しているドライブを取り外すと、ミラーリング RAID の再構築が強制される場合があります。Apple Disk Utility を使用してミラーリング RAID セットを構築する方法については、[[http://docs.info.apple.com/article.html?path=DiskUtility/11.5/en/7079.html|Apple Support]] を参照してください。 ~~pgbreak~~ ===== RAID セットの構成 ===== **重要な情報: ** LaCie Thunderbolt Series エンクロージャは、出荷時に RAID 0 に構成されているプラグ アンド プレイ ストレージです。開封した状態のままで使用するには、Thunderbolt テクノロジーに対応する Macintosh コンピュータにデバイスを接続する方法について、[[connection]] を参照してください。 Thunderbolt Series ハード ドライブの再フォーマットについては、以下の手順に従ってください。 - LaCie Thunderbolt Series エンクロージャを、対応している Macintosh コンピュータに接続します。 - ストライピング RAID セットとして構成されているままの状態の場合は、ドライブが 1 つのアイコンとしてデスクトップに表示されます。再フォーマットした場合は、個別のアイコンで表示されます。 - プルダウン メニュー **[Go (移動) > Utilities (ユーティリティ)]** へと進みます。 \\ {{products:thunderbolt-pro:launch_utility.jpg?500}} \\ - [Utilities (ユーティリティ)] ウィンドウが開きます。アプリケーション **[Disk Utility.app]** を 2 回クリックします。 - [ディスク ユーティリティ] ウィンドウの左側にドライブが一覧表示されます。 \\ {{products:thunderbolt-pro:utility_home.jpg?500}} \\ - LaCie ドライブのいずれかをクリックすると、アクション タブが表示されます。**[RAID]** タブをクリックします。 \\ {{products:thunderbolt-pro:utility_tabs.jpg?500}} \\ - RAID タブには、次の 3 つの重要な設定があります: //[RAID Set Name (RAID セット名)]//、//[Format (フォーマット)]//、および //[RAID Type (RAID タイプ)]//。 \\ {{products:thunderbolt-pro:raid_settings.jpg?500}} \\ - **[Format (フォーマット)]** プルダウン メニューをクリックすると、RAID を作成するときにドライブで使用できるファイル システム フォーマットが表示されます。**[Mac OS Extended (Journaled)]** を選択します。 \\ {{products:thunderbolt-pro:format_pulldown.jpg?500}} \\ - **[RAID Type (RAID タイプ)]** プルダウンをクリックすると、使用可能な RAID 構成が表示されます。LaCie では、さらに高い性能を引き出すためには **[Striped RAID Set (ストライピング RAID セット)]** を選択することをお勧めします。データを保護するには、**[Mirrored RAID Set (ミラーリング RAID セット)]** を選択してください。 \\ {{products:thunderbolt-pro:format_raid.jpg?500}} \\ - **[RAID Set Name (RAID セット名)]** のフィールドにストライピング RAID セットまたはミラーリング RAID セットの名前を入力します。 \\ {{products:thunderbolt-pro:name_raid.jpg?500}} \\ - RAID タブの中央にある空白のフィールドに、ドライブのいずれかをドラッグします。 \\ {{products:thunderbolt-pro:drag_one.jpg?500}} \\ - RAID タブの中央にある同一の空白のフィールドに、もう一つのドライブをドラッグします。 \\ {{products:thunderbolt-pro:drag_two.jpg?500}} \\ - RAID のブロック サイズを変更するには、ウィンドウの一番下にある **[Options… (オプション)]** ボタンをクリックします。この例ではデフォルトが表示されていますが、大きいファイルで作業を行う場合 (ハイエンド ビデオ、オーディオなど)、さらに大きな RAID ブロック サイズを選択することが望ましいことがあります。推奨 RAID ブロック サイズについては、ソフトウェアのユーザー マニュアルを参照してください。RAID ブロック サイズを選択したら、**[OK]** をクリックします。 \\ {{products:thunderbolt-pro:block_size.jpg?500}} \\ - ウィンドウの一番下にある **[Create (作成)]** をクリックして、RAID の構築を開始します。 - ポップアップ ウィンドウで **[Create (作成)]** をクリックします。 - ディスク ユーティリティが RAID を構成する間、しばらくお待ちください。RAID セットがデスクトップに単一のドライブ アイコンとして表示されます。 \\ {{products:thunderbolt-pro:striped_desktop.jpg?300}} ==== RAIDアレイを削除する ==== 以下の手順に従って、RAIDアレイを削除して下さい。 **注意:** RAIDアレイを削除するとアレイに含まれるディスク上に保存されたデータは破壊されます。 次の手順に従う前に、まずバックアップを取ってください。 - 製品には、起動しており、[[..:setup:|]]に説明されている通りにMacの接続がされていることを確認して下さい。 - ファインダをナビゲートして下さい。 - プルダウン メニュー **[Go (移動) > Utilities (ユーティリティ)]** に進みます。 \\ {{products:thunderbolt-pro:diskutility-launch-utility.jpg?500}} \\ - [Utilities (ユーティリティ)] ウィンドウが開きます。 アプリケーション **[Disk Utility]** を 2 回クリックします。 - [ディスク ユーティリティ] ウィンドウの左側に接続されたストレージデバイスが一覧表示されます。 Disk Utility を使って作成されたRAIDアレイも一覧表示されます。 \\ {{products:thunderbolt-pro:diskutility-existing.jpg?500}} \\ - この場所にある [RAIDアレイ] アイコンをクリックし、[**RAID**] タブをクリックします。 \\ {{products:thunderbolt-pro::diskutility-existing-raidtab.jpg?500}} \\ - [**削除**] ボタンをクリックし、削除を確定します。 \\ {{products:thunderbolt-pro:diskutility-existing-delete.jpg?500}}