アレイと仮想ディスクの管理
LaCie RAID Manager に含まれている多くの管理機能は、次のような目的に役立ちます。
アレイにディスク容量を追加する。
RAID を移行する。
筐体の状況について最新情報を受け取る。
パフォーマンスを向上する。
アレイのディスク容量の拡張
[ストレージ] ペインでアレイを選択し、[動作] タブに移動します。
[移行] を選択します。
アレイに追加できる、1 つ以上の利用可能なディスクをクリックします。 選択されたディスクの横にチェック マークが表示されます。
[送信] を選択します。
[プロパティ] タブのステータスバーに、拡張の進行状況が表示されます。
レベルの高い RAID への移行
LaCie のプロフェッショナル用 DAS で利用可能な RAID レベルの詳細については、LaCie RAID Manager のストレージ管理についてを参照してください。 以下の手順を実行する前に、RAID レベルとその必要条件を確認してください。
[ストレージ] ペインでアレイを選択し、[動作] タブに移動します。
[移行] を選択します。
必要なら、アレイに追加する、1 つ以上の利用可能なハード ドライブをクリックします。 たとえば、RAID 1 から RAID 5 へ移行するときは、最低 1 つのハード ドライブを追加する必要があります。 ただし、4 つのハード ドライブを持つ RAID 10 アレイから RAID 6 へ移行するときは、ハード ドライブを追加する必要はありません。
[RAID] プルダウン メニューをクリックし、RAID レベルを選択します。
[送信] を選択します。
[プロパティ] タブのステータス バーに、RAID 移行の進行状況が表示されます。
電子メール通知の受け取り
LaCie RAID Manager は、ユーザーの電子メール アカウントにイベント通知を送信できます。 電子メール アラートを構成するには、動作中の SMTP 電子メール サーバーが存在し、そのサーバー アドレス、サーバー ポート番号、ユーザー名、パスワードを知っている必要があります。 iCloud、Gmail、Outlook、Yahoo Mail など一般的な電子メール サービスを使用できます。
アラートを送信するには、インターネットへアクセスできるコンピュータに LaCie デバイスが接続されている必要があります。
電子メール サーバー設定の構成
[ストレージ] ペインで、[管理] > [電子メール通知の設定] を選択します。
すべてのフィールドに値を入力します。
設定が正しく構成されていることを確認するには、[設定のテスト] を選択します。
[送信] を選択して設定を保存します。
電子メール通知のパラメータの構成
[ストレージ] ペインで、[管理] > [アカウント管理] を選択します。
電子メール アドレスと、受け取る通知の種類を入力します。 通知の種類は [エラー]、[警告]、[情報] です。
パフォーマンスの向上: バックグラウンド動作率の制御
LaCie のプロフェッショナル用 DAS では、指定された制御率に基づいてバックグラウンド動作の優先度が決定されます。 バックグラウンド動作が行われている間も、オペレーティング システムは通常の動作のためデバイスを利用できます。 ただし、バックグラウンド動作の制御率によっては応答速度が低下する可能性があります。
各種のバックグラウンド動作の率は、アダプタの [プロパティ] タブから変更できます。 スライダを動かして率を調整し、[変更] を選択して変更を確定します。
仮想ディスク キャッシュの変更
データ保護とパフォーマンスのどちらを優先すべきかは、プロジェクトによって異なります。 このような変化に対応するため、仮想ディスクのキャッシュ モードは [プロパティ] タブで変更できます。 オプションを選択し、[変更] を選択して変更を確定します。
プロパティの参照と名前の変更
プロパティの参照: アレイ、仮想ディスク、物理ディスク
アレイ、仮想ディスク、物理ディスクのプロパティを参照するには、[ストレージ] ペインのアイテムを選択します。 [プロパティ] タブに、関連するすべての詳細が表示されます。
アレイ名の変更
アレイ名は、アレイの [プロパティ] タブから変更できます。 [名前] フィールドに新しい名前を入力し、[変更] を選択して変更を確定します。
仮想ディスク名の変更
仮想ディスク名は、仮想ディスクの [プロパティ] タブから変更できます。 [名前] フィールドに新しい名前を入力し、[変更] を選択して変更を確定します。