ユーザ用ツール

サイト用ツール


デイジー チェーン (Thunderbolt 2):

筺体に搭載されている 2 つの Thunderbolt 2 テクノロジー ポートは、次の目的に使用されます。

  • Thunderbolt 2 テクノロジー、または第一世代の Thunderbolt テクノロジーに対応しているコンピュータに直接接続します。
  • Thunderbolt 2 テクノロジーおよび第一世代の Thunderbolt テクノロジーに対応しているデバイスやディスプレイとデイジー チェーン接続します。

デイジー チェーン: Thunderbolt 2 テクノロジーと第一世代の Thunderbolt テクノロジー

Thunderbolt 2 テクノロジーは、第一世代の Thunderbolt テクノロジーの更新版です。 Thunderbolt テクノロジーは最大 10Gb/s の双方向転送が使用できる優れたテクノロジーですが、Thunderbolt 2 テクノロジーではさらにパフォーマンスが向上し、最大 20Gb/s の双方向転送が可能になります。 また、Thunderbolt 2 テクノロジーではビデオとデータを使用するときの柔軟性が増しており、多くの負荷を搬送するストリームに対して、より多くのスループットを割り当てることができます。 パフォーマンスの向上や、帯域幅のインテリジェントな共有などの利点を活用するには、コンピュータが Thunderbolt 2 テクノロジーに対応している必要があります。

第一世代の Thunderbolt テクノロジーと同様に、Thunderbolt 2 テクノロジーではコンピュータを含めて 7 台までのデバイスを、1 つのラインにデイジー チェーン接続できます。 たとえば、5 つの LaCie d2 Thunderbolt 2 筺体を、ディスプレイと同じラインにデイジー チェーン接続できます。 コンピュータが Thunderbolt 2 テクノロジーに対応していれば、すべてのデバイスについて最大 20Gb/s の転送速度を利用可能です。

また、第一世代 Thunderbolt テクノロジーのデバイスを含むデイジー チェーンに、LaCie d2 を追加することもできます。 たとえば、コンピュータが Thunderbolt 2 テクノロジーに対応している場合、3 つの第一世代 Thunderbolt テクノロジーのストレージ デバイスと、MiniDisplay ポートのディスプレイを含むデイジー チェーンに、LaCie d2 を追加できます。 このような場合、コンピュータに接続されている最初の筺体が LaCie d2 であることを確認してください。 Thunderbolt 2 デバイスが、第一世代の Thunderbolt デバイスやディスプレイの後にデイジー チェーン接続されている場合、Thunderbolt 2 の高い性能を活用できません。

 

デイジー チェーン接続の方法

LaCie d2 の背面にある Thunderbolt 2 ポートのいずれかと、コンピュータに、Thunderbolt ケーブルを接続します。 追加のポートは、ハード ドライブやモニタなど、第一世代の Thunderbolt および Thunderbolt 2 周辺機器をデイジー チェーン接続するために使用できます。 別の Thunderbolt 2 ストレージ デバイスを保有している場合、第一世代の Thunderbolt テクノロジーのデバイスやディスプレイを追加するよりも前に、そのデバイスを LaCie d2 に接続してください。

ケーブルについての重要な情報: 筺体をコンピュータまたは対応機器に接続するときは、Thunderbolt テクノロジーをサポートするために専用に構築されたケーブルを使用してください。 Thunderbolt テクノロジーのケーブルは、Thunderbolt 2 テクノロジのデバイス、および第一世代の Thunderbolt テクノロジーのデバイスと互換性があります。

重要な情報: Thunderbolt 2 テクノロジーで最大 20Gb/s の双方向転送を使用するには、LaCie d2 を接続するコンピュータが Thunderbolt 2 テクノロジーに対応している必要があります。 LaCie d2 を接続するコンピュータが第一世代 Thunderbolt テクノロジーに対応している場合、使用できるのは最大 10Gb/s の双方向転送です。

デイジー チェーン: 節電モード

LaCie d2 が節電モードのとき、Thunderbolt 2 テクノロジーと第一世代 Thunderbolt テクノロジーのデバイスをデイジー チェーン接続できます。 LaCie d2 が節電モードに移行するとき、ハード ドライブはスピン ダウンしますが、Thunderbolt 2 の信号は一定に保たれます。 このため、デイジー チェーン接続されたデバイスは引き続き、中断せずにデータ処理を行います。

に示されているように、 LED 電源ボタンMac オペレーティング システムで、LaCie d2 が自動的に節電モードへ移行するよう設定できます。 ただし、LaCie d2 デバイスに電源付きの Thunderbolt 2 デバイスをデイジー チェーン接続している場合、節電設定が有効にならないことがあります。 たとえば、コンセントから電力を供給されるハード ドライブやモニターがこれに該当します。 LaCie d2 を手作業で節電モードへ移行するには、以下の手順に従ってください。

  1. LaCie d2 のボリュームにアクセスしていないことを確認します。
  2. ボリュームをイジェクトします ( ハード ドライブのアンマウントを参照してください)。
  3. LED ボタンを短く押します。 短く押すというのは、1 秒間以内を意味します。

LaCie d2 をウェークアップするには、再度短く押します。

© LaCie 2024 最終更新 : Jun 04, 2014