ハード ドライブに障害が発生しかけている、または発生した場合、LaCie のプロフェッショナル用 DAS では LED により通知が行われます。 LED 表示の意味については、お使いの LaCie 製品のユーザー マニュアルを参照してください。 また、LaCie RAID Manager はハード ドライブにリスクが存在するときに検知し、それに応じてイベント ログを更新します。 さらに、LaCie RAID Manager には通知機能が組み込まれており、ディスクに障害が発生した、または筐体が高温になったときに電子メールでアラートを送信します (アレイと仮想ディスクの管理を参照)。
RAID 6 を除いて、アレイ内のハード ドライブの 1 つが失われると RAID が劣化し、データを保護できなくなります。 LaCie RAID Manager では、ハード ドライブの障害の可能性に対応するため、2 つの重要なオプションを使用できます。
LaCie RAID Manager は、自動再構築が有効であれば、劣化したアレイを自動的に再構築します。 筐体内にスペア ドライブが存在するなら、再構築の動作はただちに開始されます (以下参照)。 スペア ドライブを割り当てていない場合は、障害の発生したハード ドライブが代替品にホットスワップされた後で、自動再構築が開始されます。 ハード ドライブのホットスワップ方法については、お使いの LaCie 製品のユーザー マニュアルを参照してください。
自動再構築を有効にするには、以下の手順に従います。
LaCie RAID Manager でスペア ハード ドライブを割り当てるオプションは 2 つあります。
未構成の物理ディスクのみを、スペア ドライブとして割り当てられます。 完全にまたは部分的に構成済みの物理ディスクをスペア ドライブとして割り当てることはできません。
ハード ドライブの [プロパティ] タブで、専用スペア ドライブとして割り当てられたことを確認できます。
LaCie RAID Manager により、[プロパティ] タブの物理ディスクのステータスが更新され、変更されたことを確認できます。